「アプリも作れるんじゃない?」と言われて調べてみたら、遠回りしなくてよかったと気づいた話

「ねえ、アプリとかも作れるんじゃない?」

そんな一言をきっかけに、クラウドワークスとココナラの「アプリ開発」カテゴリを覗いてみることにした。副業はずっとWordPressでのWeb制作一本でやってきたけど、言われてみれば「アプリも作れるのか?」と気になってしまったのも事実。せっかくなので、ちゃんと調べてから答えを出すことにした。

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「アプリ・スマホ開発」カテゴリの中身は、想像とだいぶ違った

クラウドワークスの「アプリ・スマートフォン開発」カテゴリを開いてみると、案件数はわずか9件。しかもその中身は、大きく2つに分かれていた。

ひとつは、Swiftでのネイティブアプリ開発案件。報酬は50万〜100万円と高額だけど、これは代理店(クラウドワークス テック)経由の案件で、実務経験と実績が前提。今の自分にはとても手が届かない。もうひとつは、「アプリを触って感想を送るだけ」のクローズドテスター募集。こちらは数百円〜数千円で、そもそも何かを作る仕事ではなかった。

唯一「これなら」と思えたのが、既存のWeb/PWAアプリをApp StoreとGoogle Playで配信できる形にしてほしいという案件。報酬30〜40万円で、技術的には手が届きそうだった。でも詳細を見ると、すでに48人が応募していた。実績ゼロの自分が、ここに割って入るのはさすがに厳しい。

ココナラの「依頼」一覧も見てみたけど、状況は似たようなもの。「アプリを触って感想をください」というモニター案件がほとんどで、逆に「Claude APIやGoogle AI Studioを使ったアプリ開発を教えてください」という、教える側の実績を求められる依頼まであった。

実績ゼロから戦えそうな「アプリ案件」は、ほぼなかった

ここまで見てわかったのは、「アプリを作る」仕事は今の自分の立ち位置だと、応募しても勝ち目がほぼないということだった。高単価案件は実績必須、実績を積める案件はテスターや感想募集ばかり。実績ゼロから積み上げていく入り口が、Web制作に比べて圧倒的に少ない。

正直、ちょっとがっかりした。でも同時に、「じゃあ今の自分の武器って何だっけ」と考え直すいいきっかけにもなった。

気持ちを切り替えてWordPressのカテゴリに戻ったら、締切15時間前の案件を見つけた

アプリのカテゴリを離れて、いつも見ているWordPress制作・導入のカテゴリに戻った。すると「WPのswellテーマでLP制作依頼」という案件が目に入った。

採用支援サービスの集客用ランディングページを、普段自分が使っているテーマ「SWELL」で作ってほしいという依頼。ブロックエディタ中心で、過度なHTML/CSSカスタマイズはNG、保守運用のしやすさ重視という条件も、まさに自分がいつもやっている作り方そのものだった。

ただし応募期限を見て焦った。掲載日から6日、しかも残り15時間。すでに39人が応募していた。それでも、これだけ「今の自分にできること」と条件が重なる案件はそう出てこない。ポートフォリオサイトのURLを添えて、その場で応募した。

「新しいジャンルを開拓する」より先にやることがあった

アプリのカテゴリで実績ゼロの厳しさを味わった直後だったから、余計に実感したことがある。今の自分の武器(WordPress・SWELLでのサイト制作)は、ちゃんと需要と自分のスキルが噛み合っていて、応募すれば土俵に立てるジャンルだったんだということ。

「アプリも作れるんじゃない?」の一言で色々調べてみたのは無駄ではなかった。むしろ、遠回りしなくてよかったと今は思っている。新しいジャンルへの興味は持ちつつも、まずは今の武器の実績を積み上げる方が、今の自分には現実的な選択だった。

とはいえ、興味そのものはなくなったわけじゃない。App Storeに公開するような本格的なアプリはまだ先の話としても、ブラウザだけで動くちょっとしたWebツールくらいなら、今のスキルの延長線上で作れそうな手応えもあった。そのあたりはまた機会があれば、この場で報告したいと思う。

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