ブログを1年近く書き続けてきて、ふと「この記事たち、このままブログの中で眠らせておくだけでいいのかな」と思った。特に転職編・育休編・副業編は、通して読むとひとつの物語になっている。それなら本にしてみようと思い立ち、先日Kindle出版(KDP)に挑戦してみた。
きっかけは「副業の柱をもう一本増やしたい」
ココナラ・クラウドワークス・A8.netと副業の柱を少しずつ育ててきたけど、正直どれも波がある。じゃあ他に何かできることはないかと考えたときに出てきたのが「今まで書いてきたブログ記事を電子書籍にする」というアイデアだった。ゼロから書き下ろすのは大変だけど、素材は既にある。あとは本の形に組み直すだけだ。
ブログ記事21本を1冊の本に組み直す
転職体験記・男性育休・在宅勤務交渉・副業ゼロからの奮闘記まで、テーマがつながっている記事を21本選んで、章立てを組み直した。ブログ用に書いていたSEOの前置きや「関連記事はこちら」みたいな導線は全部削って、代わりに書き下ろしの「はじめに」「各部の導入文」「おわりに」を足していく。同じ体験を書いた記事でも、ブログの中の1本と、本の中の1章では求められる役割が違うんだなというのが新鮮な発見だった。
タイトルは「貯金150万円、パワハラ退職、そして480円――30歳スキルゼロ会社員が、育休をとって副業をはじめるまでの記録」。480円というのは、副業で初めて受け取った報酬の金額そのままだ。かっこいい数字ではないけど、これが一番リアルだと思ってそのままタイトルに使った。
出版直前で足止めを食らった、まさかの落とし穴
原稿と表紙ができて、いざKDPのアカウント設定という段階で思わぬところにハマった。銀行口座の登録に必要な「認証者の住所」を入力するフォームが、何度正しい住所を入力しても「理由不明のエラー」で弾かれ続ける。日本語で書いても、ローマ字で書いても、建物名を入れても抜いても、結果は同じ。半日近く粘って、結局「一度ブラウザのタブを開き直して、候補から住所を選び直す」という力技でようやく突破できた。おそらくKDP側の一時的な不具合だったんだと思う。もし同じところでハマっている人がいたら、まず開き直してみてほしい。
出版してみて
提出ボタンを押した瞬間の「おめでとうございます」の画面は、ブログを公開したときとはまた違う達成感があった。価格は500円、印税70%のプランで、Kindle Unlimitedの読み放題にも登録した。売れるかどうかはまだ分からないけど、書いてきた記録がひとつの形になったこと自体が今回の一番の収穫だった。
次は紙の本(ペーパーバック)にもできるらしいので、そのうち試してみようと思う。
