WordPressに「このサイトで重大なエラーが発生しました」と出たときの直し方|上から試す5つの手順

※本記事はアフィリエイト広告(プロモーション)を含みます。

プラグインを更新しただけなのに、サイトを開いたら真っ白な画面に一行だけ。

「このサイトで重大なエラーが発生しました。」

管理画面にも入れなくなっていると、正直かなり焦ります。でも、このエラーはほとんどの場合、データが消えたわけではありません。原因になっているプラグインやテーマを止めれば、元に戻ることがほとんどです。

この記事では、慌てずに上から順番に試せるように、確認する手順を5つにまとめました。

目次

まず知っておきたいこと:このエラーの正体

「重大なエラー」は、WordPressの中で動いているプログラム(PHP)が途中で止まってしまったときに出るメッセージです。WordPress 5.2から、画面が真っ白になる代わりにこの文が出るようになりました。

原因で多いのは、次の3つです。

  • プラグインを入れた・更新したら、ほかのプラグインやテーマとぶつかった
  • テーマを更新した、またはテーマのファイル(functions.phpなど)を書き換えた
  • サーバーのPHPのバージョンを変えた(古いプラグインが新しいPHPに対応していない)

つまり、「エラーが出る直前に何をしたか」が一番のヒントです。思い当たることがあれば、メモしておきましょう。

手順1:管理者あてのメールを確認する(リカバリーモード)

このエラーが出ると、WordPressはサイトの管理者メールアドレスあてに「サイトで技術的な問題が発生しています」といった件名のメールを送ります。

メールの中には、次の2つが書かれています。

  • エラーの原因になったプラグインやテーマの名前
  • 「リカバリーモード」で管理画面に入るための特別なリンク

リンクから入ると、原因のプラグインだけが止まった状態で管理画面を開けます。あとはプラグインの一覧から、そのプラグインを「無効化」すればサイトが戻ります。いちばん簡単なので、まずはメールを探してみてください。

迷惑メールフォルダに入っていることもあります。そもそもWordPressからのメールが届かない場合は、送信の設定に原因があることが多いです。こちらで確認方法をまとめています。

→ WordPressのお問い合わせメールが届かない!まず確認すること

手順2:プラグインを全部止めてみる

メールが届かないときは、サーバーのファイルを直接さわってプラグインを止めます。エックスサーバーなら「ファイルマネージャ」、ほかのサーバーでもFTPソフトで作業できます。

  1. WordPressを入れたフォルダの中の「wp-content」を開く
  2. 「plugins」フォルダの名前を「plugins.hold」などに変える
  3. サイトを開き直して、表示されるか確認する

フォルダの名前が変わると、WordPressはプラグインを見つけられなくなるので、全部が止まった状態になります。これでサイトが表示されたら、原因はプラグインのどれかです。

確認できたら、フォルダの名前を「plugins」に戻します。プラグインは止まったままになるので、管理画面から1つずつ有効化していき、エラーが出たものが原因です。プラグインの設定は消えないので安心してください。

手順3:テーマを疑う

プラグインを全部止めても直らないときは、テーマが原因の可能性があります。

「wp-content」の中の「themes」フォルダを開き、使っているテーマのフォルダ名を一時的に変えます。WordPressは、ほかに入っている標準テーマ(Twenty Twenty-Fiveなど)に自動で切り替えます。標準テーマが1つも入っていないと切り替わらないので、普段から1つは残しておくのがおすすめです。

直前に functions.php などを書き換えていた場合は、書き換える前の内容に戻すのがいちばん早いです。

手順4:エラーの中身を見る(デバッグモード)

どれが原因か分からないときは、エラーの詳しい内容を記録させます。WordPressの一番上のフォルダにある「wp-config.php」を開き、「That’s all, stop editing!」と書かれた行より前に、次の3行を足します。

define( 'WP_DEBUG', true );
define( 'WP_DEBUG_LOG', true );
define( 'WP_DEBUG_DISPLAY', false );

この状態でサイトを開くと、「wp-content」の中に「debug.log」というファイルができ、エラーの内容が書き込まれます。ファイルの中に「plugins/〇〇」のようなフォルダ名があれば、それが原因のプラグインです。

原因が分かったら、3行は必ず消すか、true を false に戻してください。デバッグモードは確認のためのもので、公開中のサイトで付けっぱなしにするものではありません。

手順5:それでもダメならバックアップから戻す

ここまで試しても直らないときや、どこを書き換えたか分からないときは、エラーが出る前の状態に戻すのが確実です。

レンタルサーバーによっては、自動でバックアップを取ってくれています。たとえばエックスサーバーは、Webのデータとデータベースを過去14日分自動で保存していて、サーバーパネルの「バックアップ」から取り出したり、戻したりできます(古いサーバーでは期間が短い場合があります)。

戻すときは、ファイルとデータベースを同じ日付にそろえるのがポイントです。片方だけ戻すと、表示が崩れることがあります。

今使っているサーバーに自動バックアップがない場合は、これを機に乗り換えを考えるのもありです。引っ越しの手順はこちらにまとめています。

→ 業者任せのサーバーをエックスサーバーへ移転する手順

▶ エックスサーバー

次に同じことが起きないために

  • 更新は1つずつ:プラグインをまとめて更新すると、どれが原因か分からなくなります
  • 更新の前にバックアップ:自動バックアップがあっても、大きな更新の前は手動でも取っておくと安心です
  • 使っていないプラグインは消す:止めているだけのプラグインも、更新されずに残るとトラブルのもとになります
  • 管理者メールアドレスを、普段見るアドレスにしておく:リカバリーモードのメールに気づけるようにします

まとめ

「このサイトで重大なエラーが発生しました」と出ても、慌てなくて大丈夫です。上から順番に試してみてください。

  1. 管理者あてのメールから、リカバリーモードで入る
  2. pluginsフォルダの名前を変えて、プラグインを全部止める
  3. テーマのフォルダ名を変えて、標準テーマに切り替える
  4. デバッグモードで原因を調べる(終わったら必ず戻す)
  5. バックアップから、エラーの前の状態に戻す

ほとんどは1か2で直ります。焦って何度も設定をいじるより、「直前に何をしたか」を思い出すのが一番の近道です。

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