Webデザイナーに転職してから今日まで——仕事・結婚・育児・副業、全部話す

転職活動を乗り越えて、今の会社に入社したのが7年前だ。

あれから仕事も、生活も、家族も、何もかもが変わった。転職シリーズでは書ききれなかった「その後」を、今日は全部話す。


目次

大学時代の夢

僕はもともと、3DCGやPhotoshopが好きだった。

大学の授業で初めて触ったとき、「これで仕事ができたら最高だな」と思った。でも当時は「Webデザイナー」という職業が具体的にどういうものかよくわかっていなかったし、就活では周りに流されてふつうの会社に入ってしまった。

前職の5年間

最初に入ったのは設計会社。自動車メーカーの工場に派遣される仕事だった。

Webとは全然関係ない。でも「とりあえず正社員で」という気持ちが勝った。

5年間、毎日同じ作業を繰り返した。上司のパワハラ、終わらない残業、先が見えない日々。

ある日、限界が来た。体が動かなくなって、そのまま会社を辞めた。

転職活動と転職シリーズ

辞めてから、ようやく「本当にやりたいこと」に向き合った。

職業訓練校でWebデザインを学び、ポートフォリオを作り、面接を受け続けた。

その記録が、転職シリーズ(第1話〜第7話)だ。読んでいない方はぜひ。

転職シリーズ第1話
【第1話】30歳、スキルゼロでWebデザイナーを目指した話【未経験転職の始まり】

正直、遠回りだった。前職での5年間は「無駄だった」と思った時期もある。

でも今はそう思っていない。


今の会社に入社して7年

転職活動を経て入社したのが、今の会社。ITの会社だ。

最初の仕事は、自社ホームページの管理・更新だった。地味だけど、「ようやくWebに触れる仕事ができた」と思った。

そこからじわじわと仕事の幅が広がっていった。

ECサイトの立ち上げと運営、社内PCやネットワークの管理、日々のトラブル対応——今はマルチタスクで幅広い業務をこなしている。

そしてグループ会社のホームページリニューアルを任されるようになった。リニューアルのプロジェクトは、僕にとって大きな転機だった。企画から設計、制作、公開まで一気通貫で担当した経験は、「Webデザイナーとして会社に貢献できた」という確かな手応えになった。

今は、グループ会社2社のリニューアルを同時進行で担当している。別会社のホームページ制作も担わせてもらったことがある。これが実際に会社の利益につながったことは、僕の誇りだ。

この仕事で活きているのが、派遣時代にあの怖い先輩から叩き込まれた「計画性」だ。「朝来たら今日やることを細かく書き出せ」という教えは、今も毎日実践している。社員からの問い合わせには即レスを徹底している。おかげで「連絡すると素早く優しく対応してくれる」という評価をもらえるようになった。

気づけば、大学時代に「こんな仕事ができればいいな」と思っていたWebデザインを、仕事にすることができていた。

遠回りしたけど、夢は叶っていた。


タップルで妻と出会った

仕事が安定してきた頃、婚活を始めた。

使ったのはタップル。マッチングアプリに対して「なんとなく怪しい」と思っていたけど、友人に勧められて試してみた。

複数のアプリを試した中で、タップルが一番良かった。月額制でメッセージ送り放題だったのが大きい。ポイント制のアプリはすぐ課金が必要になるが、タップルはその心配がなかった。

実際に会うまでに3ヶ月かかった。その間、毎日朝から晩までメッセージをやり取りした。お互いのことをとことん知り合ってから会ったので、初対面なのに昔からの友人みたいに話せた。

価値観もほぼ一致。笑いのツボも同じ。その後は大きな喧嘩もなく、すんなり結婚まで進んだ。

交際2年目のクリスマスイブ、USJでプロポーズした。OKしてもらえた。(緊張しすぎてセリフをほぼ忘れた)

その後、妻の誕生日に籍を入れた。


はると誕生・育休取得

2023年6月、長男のはるとが生まれた。

育休を取ることは、妊娠がわかった時点から決めていた。「取れるかな」ではなく「取る」と決めていた。

生活はガラッと変わった。泣いたらすぐに駆けつける。寝かしつけをする。お風呂に入れる。ミルクを作る。「自分の時間」というものが消えた。

でも不思議なことに、それが嫌じゃなかった。

育休を通じて、家族の時間の大切さを改めて感じた。それと同時に、「収入が自分一本では不安だ」という気持ちも芽生えた。

育休中の記録はこちら。

育休記事
会社で男性初の育休を取った話——上司の反応から2ヶ月のリアルまで全部書く

ひなた誕生・在宅勤務開始

2025年3月、次男のひなたが生まれた。

二人目のとき、在宅勤務を会社に提案した。上司も社長も会長も、全員すんなりOKしてくれた。本当にこの会社には感謝している。育休明けから週5フルリモートが実現した。

通勤がなくなって、子供たちの成長を毎日隣で見られるようになった。はるとが「パパいる!」と喜んでくれるのが、毎日の活力になっている。

在宅勤務交渉の詳細はこちら。

在宅勤務記事
在宅勤務を会社に交渉して実現した話——IT部門ならではの「切り札」と育児地獄の1年

副業と、このブログ

在宅勤務になったことで、すきま時間ができた。その時間を使って、副業Webデザインを始めた。会社での経験を、個人の仕事にも活かしたかった。

同時に、このブログ「パパごと!」も再開した。

正直に言う。最初のきっかけはお金のためだった。でも書き始めて気づいた。書きたいことが、お金以外にもたくさんあると。

育児の大変さを記録したい。男性育休のことを伝えたい。在宅勤務の交渉で悩んでいる誰かの参考になりたい。副業ゼロから挑戦する姿をリアルタイムで見せたい。

まだ収益ゼロだけど、「夢だったWebデザインで、家族の生活を豊かにしたい」という気持ちは本物だ。

転職から7年。まだまだ挑戦は続く。

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