【第6話】スキルで負けた僕が採用された本当の理由ーー面接で響いた「計画性」という武器

2度目の無職。貯金は底をつきかけ、正直、Webデザイナーを諦めようかと思っていた。

そんな崖っぷちで、人生が変わる面接があった。

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最後の一社

転職サイトを開いて、ある会社の求人が目に止まった。自社メディアとECサイトを運営する会社の「Web担当」。制作会社ではなく、事業会社だ。

「デザインスキルより、Webを通じてビジネスを成長させる意欲のある方」という一文に、なぜか反応した。

面接では正直に話した。「スキルはまだ不十分です。でも、計画性では負けません。目標から逆算して、今日やるべきことを明確にして動けます。御社のWebサイトを分析して、改善できると感じた点を3つ準備してきました」

採用された理由を後から聞いた

入社数ヶ月後、採用担当者に聞いた。「なんで僕を選んだんですか?」

答えはこうだった。

「スキルの高い応募者は他にもいた。でも彼らは『自分が何をできるか』しか話さなかった。あなただけが『どうやって目標に向かって行動するか』を具体的に話してくれた」

事業を育てる会社には、言われた仕事をこなす人より、自分で考えて動ける人が必要だった。

書類選考通過率を0%から80%に上げた方法

採用が決まるより前に、もう一つ変えたことがある。履歴書の書き方だ。

最初の頃の志望動機は「御社で成長したい」「やる気があります」という抽象的なものだった。

変えたのは一つだけ。一社ごとに、その会社のWebサイトを見て「ここを改善できます」という具体的な提案を書くこと。

通過率が劇的に変わった。

2026年に置き換えると

2026年現在、「AIが使えます」というアピールは当たり前になってきた。

でも採用担当者が見ているのはその先だ。「AIを使って何をしたいのか」「どう考えて動くのか」——この部分は、いくらAIが進化しても人間が伝えなければならない。

スキルで勝てないなら、思考で勝つ。この戦略は、2026年においてもまったく色あせていない。

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