2度目の無職。貯金は底をつきかけ、正直、Webデザイナーを諦めようかと思っていた。
そんな崖っぷちで、人生が変わる面接があった。
目次
最後の一社
転職サイトを開いて、ある会社の求人が目に止まった。自社メディアとECサイトを運営する会社の「Web担当」。制作会社ではなく、事業会社だ。
「デザインスキルより、Webを通じてビジネスを成長させる意欲のある方」という一文に、なぜか反応した。
面接では正直に話した。「スキルはまだ不十分です。でも、計画性では負けません。目標から逆算して、今日やるべきことを明確にして動けます。御社のWebサイトを分析して、改善できると感じた点を3つ準備してきました」
採用された理由を後から聞いた
入社数ヶ月後、採用担当者に聞いた。「なんで僕を選んだんですか?」
答えはこうだった。
「スキルの高い応募者は他にもいた。でも彼らは『自分が何をできるか』しか話さなかった。あなただけが『どうやって目標に向かって行動するか』を具体的に話してくれた」
事業を育てる会社には、言われた仕事をこなす人より、自分で考えて動ける人が必要だった。
書類選考通過率を0%から80%に上げた方法
採用が決まるより前に、もう一つ変えたことがある。履歴書の書き方だ。
最初の頃の志望動機は「御社で成長したい」「やる気があります」という抽象的なものだった。
変えたのは一つだけ。一社ごとに、その会社のWebサイトを見て「ここを改善できます」という具体的な提案を書くこと。
通過率が劇的に変わった。
2026年に置き換えると
2026年現在、「AIが使えます」というアピールは当たり前になってきた。
でも採用担当者が見ているのはその先だ。「AIを使って何をしたいのか」「どう考えて動くのか」——この部分は、いくらAIが進化しても人間が伝えなければならない。
スキルで勝てないなら、思考で勝つ。この戦略は、2026年においてもまったく色あせていない。

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